2009年4月22日水曜日

第一回議事録

日時:2009年4月14日(火)13:20-16:30
場所:7-406
出席:粟野、糸長、大山、小野、折原、公文、坂本、清水、高澤、橋本、松田、三澤、谷中
書記:粟野

■(仮称)絵本プロジェクトについて
上智大学有志による次世代編集研究会Editonのメンバーとのコラボレーションで、webで発表・流通させられる「物語」を制作する。
Editonのメンバーは「編集者」、造形大メンバーは「作者」と固定すると「発注/受注」の関係に陥りやすく、それは避けたい。もっとインタラクティブな共同創造作業(お互いの立場が入れ替わるような)を模索し、誰かが損得を感じるようなグループワークではなく、誰もが個々に利を取って参加できる、よい意味でのエゴイスティックな集団となりたい。
「絵本」という名称により、いわゆるみんなが知っているpicture bookのフォ−マットに捕われないよう、小手先のバリエーションでお茶を濁すことのないよう、(結果、既存のフォーマットを採用したとしても)新しい発見や最適で必然がともなう提案となるよう、スタート地点の今は、勇気を持ってモヤモヤ状態にする。
次回、Editonとの合同会議では「情報の歴史」、私たちはいつ、語り始めたのか、いつ、記録し始めたのか、物語を語り伝えるという人類の仕業の始まりを探り、考えるところから始める。
Editonはこの3ヶ月のワークショップで企画書をたてているが、いったんそれは封印して、何もないところから何かが立ち上がってゆくプロセスを一緒に体験していきたい。


■コミュニティの創造と維持
tele-communication
有効化のためのネットワーキング
tele:-gram, -vision, -phone, -pacy,,,,
1)コミュニケーション・ツールで思いつくものをリストアップ
・直接会って話す
・電話
・手紙
・テレビ電話
・伝書鳩
・手旗信号
・モールス信号
・狼煙(のろし)
・テレパシー
・糸電話
・FAX
・skype(インターネット電話)
・電子メール(パソコン、ケータイ)
・チャット、BBS、メッセンジャー
・SNS
・グラフィック・チャット(共有手描きボード)

2)
電子会議ツールとしての利便性を評価
・電話(スピーカフォンで複数名で使う)
○素早い、直接
×番号にかける手間、顔が見えない

・skype
顔が見える、動画、いつでもどこでも無料、文字でチャットも、大人数で使用
×使ったことがない人がいる

・SNS
日常的にログインする習慣(mixiは登録している人が多い)→遊びの「ついで」に便利
アドレスを知らなくても連絡できる
画像を使いながら話せる(書き込める)
考えてから書き込める
記事を項目整理で残せる
フォトアルバム等
スケジュール共有ができるサービスも
×普及しているmixiは一人1アカウントのためプライベート使用と区分けできない
×電話とメールで足りる

・電子会議室
○ログインタイムが記録されるため、記事を見たかどうかが確認できる
○わざわざ、だからこそかしこまった雰囲気
○携帯でもパソコンでも運用できる
×わざわざIDとPWを取得するのが面倒→遊びの「ついで」にならない
×以前使用した電子会議室は、mixiと同じく、新規メッセージの投稿アナウンスメールだけがメンバーに届き、メンバーはログインして内部で記事ごとにツリー状に整理された記事の末尾にメッセージをつなげる形式だった。記事が埋もれやすく、またすぐにログインできない環境に居る場合はレスポンスが遅れる。


・メーリングリスト
全員に一斉告知しやすい
みんなすぐに使える
報告事項に適している
履歴が残る、保護ができる、持ち歩ける
特別に会員登録等が不要
×受身、返事が帰ってこない、返信のタイムラグ、
×自分に話しかけられている感じがしない
×読まれているか確認ができず不安

3)当プロジェクト運営では進捗諸相に応じて5段階を使い分ける
・直接会って話す
始動後しばらくは面識を深め、企画への意思疎通や共通理解を確認する
・skype
クイック・レスポンス
一カ所に集まれない場合で相談内容がまとまらない場合や急いで決断したい場合
・メーリングリスト
審議事項を投げかけ、熟考して回答する必要がある場合
・ブログ
アーカイブ(テキスト、画像、参照先URL等)
会議ごとの議事録と進捗状況を逐次公開してプロジェクトの存在を一般に予告する(要検討)
議事録に対しメンバーのコメントを集めて相互に認識を確認する
資料、参考事例等の情報交換とアーカイブ
・ホームページ(ウエブサイト)
完成品を広報するポートフォリオ・サイト

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